SPRING TOUR at 大阪城ホール [04.15]

大阪城ホール1日目です。今日は雨振りで、空もどよ〜〜んとして肌寒かった〜〜。
今日の席は2階席。ヒーセ側。ほとんどステージ真横に近いくらいかな。少しななめだったので、ちゃんとアニーも見えました。

イエローモンキーのライブは、年末に続いてこれでまだ3回目、というまだまだ未熟者(?)な私です。
が、そんな私でも「あれ〜?」と思った、開演前の会場BGM。なんかいつもと雰囲気違う!なんて言うか「イマ風」じゃん!?
私はあまりこの方面、詳しくないんですが、聞いたカンジだと打ち込み系やメロコア系など、まさに「今の若者の流行」(じじくさい言い方(^-^;)っぽい曲が多かった気がします。

大阪へ向かう新幹線の中で、出たばかりの『ROCKIN' ON JAPAN』を読んでたんですが、そこで吉井さんが「今までと違う、こういう部分もあるんだっていう部分を冷静に見て欲しい。」「自分では、今までで一番ドライに『引いて見る』ライブになると思う」(意訳)というような発言をしてたのを思いだし、なんだか、ナットク。

それは、ライブのはじまり方にも表れていました。
ライブ前のBGMがやんでからも、客電は真っ暗!ってカンジじゃなく、ちょこっとトーンが落ちたくらい。
で、登場のBGMに乗り、メンバーが気軽にバラバラっと出てきて、それぞれ客席に手を降ったり「なんとなく」的に定位置に付く。
と、イキナリ♪ジャ〜ンジャ〜ンジャ〜〜ン!とエマちゃんが「楽園」のフレーズを!で、雪崩の様にライブに突入!
1曲目で「楽園」が来るとは思ってなかったので、2重にビックリ。でもこの曲大好き!嬉しい♪周りも一気にヒートアップ!!

大上段に構えて、キメキメに演出して、さぁ始まりまっせ!ドカン!とはじまる「いかにもなロック・ショー」ではなく、いい意味で「熱くなりすぎない、ユルさ」がポイントなのかなぁ?
全体を通しての吉井さんの「動き」も、なんか軽やかにふらふらと(?)、ちょっとコミカルさも交えつつ、、、なカンジだったしねw

今日のエマさんの衣装は、ジャケットが黒くて長くて、後ろが燕尾服みたく分かれてる「ツバメ」な衣装でした。ラメラメに光ってましたw
吉井さんはねぇ、黒の上下なんだけど、ゆったりめで、なんか中に半袖Tシャツ(!)着てたし、どことなくラップ系のミュージシャン的なハイテク素材っぽい衣装に見えました。
ヒーセは赤と黒のスーツっぽい衣装。
んで、アニーは気が付くともう脱いでましたので未確認(笑)

2曲目は爆音ドラムにビンビンベースで「FINE FINE FINE」。サビの大合唱でさらに盛り上がった私達に、さらなる嬉しい曲が!
たぶん新曲「サイキックNo.9(?)」(タイトルも言わなかったので、サビの部分から判断)。
これが、いいです!ノリのいいリズムのロックな曲っす♪次のシングル、じゃないのかなぁ?

ここでM.C.。「スプリングツアーへようこそ。今夜は春らしく、うきうきうっき〜な曲をいっぱい用意してますんで」とか言ってました(笑)

M.C.終わって「I LOVE YOU BABY」へ。(今、思ったけど、椎名林檎の『アイデンテティ』の最初のリフって、この曲の最初のリフと似てるよねぇ??)
で、そっからたたみかけるように「ゴージャス」。私が聞いたことあるライブバージョンより、最後の終わり方があっさりしてました。

そして、古い鐘の音のようなSEがゴォォ〜ン、ゴォォォ〜〜ンと響いて、会場がまっ暗くなり、アリーナの客席から「きゃ〜」と騒ぐ声がして「なにが起こってるの?」って思っていたら、アリーナ真ん中にのびた花道(10列目くらいまである)の先端がせり上がり、そこにギターを抱えた吉井さんが!
「SECOND CRY」が静かにはじまりました。途中の間奏で吉井さんは花道を歩いてステージ上へ。胸にせまる歌いあげっぷりでした。

で、会場は暗いままステージに「たいまつ」みたいなのがボッ!と10個ともって「A HENな飴玉」。2F席だから、会場中に腕が舞っているのが見えて凄かったです(笑)曲が終わって電気がついたら、吉井さんが「ピース」!してました。ここんとこもなんか椎名林檎?!w

次の「RED LIGHT」では、ステージ両サイドから、しゅ〜〜っとケムリが出てきました。その前が「A HENな〜」だっただけに「このケムリにそういう成分が含まれてたりして、、、」とか考えちゃった(笑)

ここでM.C.。「いや〜〜、春らしい明るい曲が続きましたが(笑)」と前振りがあって、今回は10本しかツアーないけど密度の濃い物に、、と。で、「前回は100本以上やったからね〜、、、100本て10本の何倍くらい?100倍?」とか間違えてるし(笑)
で「今回はあんまりしゃべらないで『無言の男の色気』を目指そうと思って」とか言うと、会場から男の声で「ロビン様〜ステキぃ〜!」の声が!!なんでやねん(爆)
その後、「これからは英語も正しい発音で」とかいう話で、例として「三国さんはいつも「Radio Head」のことを「らじおへっど(超日本語読みで)」って言ってますが(ここで三国さんは「違う違う!」ってしきりに手を降ってました。)正しくは「れいでぃおへっど!(わざとらしい巻き舌でw)」です!とか言ったり。
それからはなんか横文字言う度にいちいち「セクシーに、、おっと、すぅえくすぅぃ〜〜に」とか言い直す、というパターンが(笑)

で、その巻き舌な「正しい発音」で紹介されたのは「HEART BREAK」
オトナの歌謡ロック(?)。ホーンセクションさんも大活躍でした。

そんでね、自分的に大発見!だったのが、次にアニーのカウントではじまった「DEAR FEELING」。も〜すっごく、いいっっ!特にドラム、ベースが重たく効いててかっこいい!ライブで聞いて、凄く好きになりました〜♪

次は「創生児」。エマちゃんのダブルネックギターがステキ〜♪ストラップが赤で、黒の衣装に映えてました。

次にライトが黄色になったと思ったら、これもやると思ってなかった「熱帯夜」!ライトのおかげでちゃんと「熱帯」ぽかったよ(笑)

で、次に暗い中、海のように青く変わったライトにステージが浮かび上がり、しっとりした雰囲気の中、ちょっとクラブMixなオトナな雰囲気で「聖なる海とサンシャイン」。三国さんのピアノがまたステキでした。

で、しっとりじっくり聞かせたところで一転、「ROCK STAR」
吉井さんはステージわきの花道(?)で、1F席の人と握手してた!!ひゃ〜〜〜!!

ここでNEWシングル「SHOCK HEARTS」。吉井さん、動きがコミカル。最初の「ショック!」んとこは「シェー」の動き(おそ松くんのイヤミ、、って世代一緒だから(^-^;)「ダブルショック!」んとこは、大きく手でバッテン!とか、「♪ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ」とか間で歌ってるし(笑)しかしこの曲も盛り上がる!最後の♪ぱらららっ、ぱっぱ、ぱらーらっのところは大合唱でした。

そんで、次の「甘い経験」では、ついに!花道から飛び降りて、客席にもまれる吉井さん!!Tシャツめくってハラ見せるし、出血大サービス!踊りも絶好調でした。

ここで、ステージ後方の銀色の幕がパサッ!っと落ちて、エマちゃんが小さくギターを流す中、吉井さんもギターを抱え、M.C.に。「パンチドランカーツアーではヘロヘロになっちゃってダメだぁ!ってなって」「新しいことをやるっていうのは、なかなか最初はうまくいかないけど、頑張るから」って話があって「みなさんの素晴らしい明日のために」っていう言葉と共に、、、

♪追いかけて〜も〜〜、、とはじまった「バラ色の日々」。これ、年末のライブでもM.C.から入ったけど、この始まり方、より歌詞が感慨深くなっていいなぁ、、、♪

んで、ラスト!!ステージ前方からドッカーーン!!と火花が上がって「悲しきASIAN BOY 」!!お約束の「THE YELLOW MONKEY」のでっかい電飾も降りてきて、客席大喜び!吉井さん、花道に倒れてほふく前進、とか、エマとヒーセふたりで花道で間奏弾きまくり、とか、「We are the No.1 Rock'n' roll Asian」「The Yellow Monkey!」の大合唱とか、もう、大盛り上がり、踊りまくり状態でした。

さて、アンコール。「もうちょっとやるぜ〜!」「イエー!」「Are you ready?」「イエー!」の掛け合いから、「SPARK」!間をおかずに「SUCK OF LIFE」へ。吉井さんがマイクスタンドを回したら、ドラムの台の上に置いてあった水に当たってはじけ飛ぶ、というシーンも。んで!!今回の「カラミ」は!真ん中の花道のとこで、吉井さんのTシャツめくって、エマちゃんがなめなめという、、!!胸からハラから、さらにはその下までぇ〜〜(きゃっ!(*>_<*)積極的〜w
なんか今回、すっごく時間も長かったような?(爆)最後、エマが吉井さんの頭を手でくしゃくしゃっとして、吉井さん、嬉しそうに「これが男の友情だっっ!」とのたまってました(笑)

ここでメンバー紹介
コーラスは年末と同じ外人の女性ふたり、ホーンセクション(今回はサックス)のお二人には「うまいっっ!」、
三国さん「昆虫博士、三国よっしたかちゃぁ〜〜ん(ルパン三世風に?)」、
エマ「スパンコールを集めすぎた中年」、
ヒーセは「おろしたての、紅トカゲのような衣装!イエローモンキーのアニキ!」「ゴリラ!!(^-^;」
「ミュージックステーションの舞台裏で八反安未果のサインなんか貰ってるんじゃない!!」ってホント?!
アニーは「イエローモンキーのエンジン」と紹介してました。
吉井さんの紹介はヒーセがあっさり終え、その後吉井さんが昆虫テーマなツアーだけに(?)「♪ゆっけぇ、ゆけ〜〜ハ〜〜ッチ、みつばちハッチ〜〜〜」と「みつばちハッチ」の歌をかわいい(?)振り付け付きで歌いだし、結構真剣に歌い上げ、最後に「大阪ではフルコーラス歌ってしまいました〜!」と言いつつ、「SUCK OF LIFE」に戻りました。

そして今日のラストは、、、アニーのカウントから「JAM」。 ライブ後の会場BGMが、ショパンの「別れの歌」なのと相まって、悲しいような、寂しいような、しっとりした終わり方でした。

このあと共に東京から遠征した和美姉さんと、ふたりして大阪の街へ繰り出し、『イエローモンキー・カラオケ』を約2時間半、しちゃったよ!
2時間半っつたら、あら、ライブと同じくらいの時間、歌っちゃったわ(^-^;


セットリスト