◆まさか便秘も副作用?! 「抗ガン剤」の「副作用」って聞いて、どんなの思い浮かべます? 「頭髪が抜ける」「吐く」・・・私、実はこれくらいしか知らなかったです。 だから自分がいざ、抗ガン剤をやることになったとき、まさか「ものすごい便秘」なんかに、 悩むことになるとは思ってなかったよ(^-^; ◆代謝の早い細胞なら、ガンでも健康でも攻撃される 抗ガン剤は、ガン細胞を攻撃する薬。とはいえ、残念ながらその効果は、 ガンにだけピンスポットで攻撃するわけではなく、通常の、健康な細胞にもダメージを 与えてしまいます。それが「副作用」と呼ばれるもの。 通常細胞に比べ異常な増殖能力を持つ、という特徴のあるガン細胞を攻撃するための薬が、 健康で、かつ成長の早い細胞に対しても区別無く攻撃してしまうわけです。 ◆少しでも効果を上げつつ、副作用を軽くするには・・・ 抗ガン剤は複数の薬を組み合わせ、その特徴によって、2〜4週間の間隔で、連続投与します。 これは、増殖能力はものすごいガン細胞が、一方、いったん傷ついたときの再生能力(速度)は、 通常細胞より劣る、という特徴があるので、最初の薬投与のダメージから、身体はなんとか回復しても、 まだガン細胞はダメージから回復していない、という時期を見計らって、次の抗ガン剤を投与すれば、 ガン細胞だけどんどん弱ってゆく、という訳です。 ◆では具体的に副作用とは? さて、抗ガン剤投与で「副作用」の影響を受けると思われる、「成長の速い正常細胞」には、 骨髄で造られる血液細胞、消化器の細胞、生殖器の細胞、毛根細胞があります。 また、まれに心臓、膀胱、肺、神経系の細胞にも障害を与えることがあります。 こういったことから、一般的に最も多い副作用は、嘔き気、嘔吐、脱毛、疲労感、細菌感染しやすい、 などがありますが、本やネットで調べれば、その他にもいろいろな副作用の一覧が書かれています。 ◆で、私の場合 こちらでは、ワタクシ、ちほ♪が抗ガン剤治療を行った際に実際に体験した副作用を 記録していきたいと思います。 ●CEF×4回●(1週目に以下3剤すべてを打ち、4週間後に次クール) ファルモルビシン(E=塩酸エピルビシン)160mg、 エンドキサン(C=シクロホスファミド)800mg、 5-FU(F=フルオロウシル)800mg ●タキソテール(=ドセタキセル)120mg×3回●(1週目に打ち、4週間後に次クール) ◆ジャンプメニュー>> ・CEF1回目/2004年08月18日〜(脱毛、頭痛、倦怠感、血管痛、アレルギーなど) ・CEF2回目/2004年09月14日〜(頭痛、倦怠感、血管痛、アレルギー、手荒れなど) ・CEF3回目/2004年10月13日〜(頭痛、倦怠感、血管痛、アレルギー、便秘、ぢ、微熱、 風邪、ぜんそくなど) ・CEF4回目/2004年11月10日〜(頭痛、倦怠感、血管痛、アレルギー、ぜんそく、高熱、鼻血など) ・タキソテール1回目/2004年12月07日〜(頭痛、倦怠感、血管痛、ぜんそく、腹痛、味覚障害など) ・タキソテール2回目/2005年01月04日〜(脱毛、頭痛、倦怠感、血管痛、ぜんそく、味覚障害、 口内炎、手の浮腫&皮がむける、鼻血、アレルギー、 生理ストップ→ホットフラッシュなど) ・タキソテール3回目/2005年01月31日〜(頭痛、倦怠感、血管痛、ぜんそく、味覚障害、口内炎、 腹痛、胃もたれ・胸焼け、手の皮がむける、 爪に段ができて色も少し変わる、鼻血、アレルギー、 ホットフラッシュ) 2004年8月18日〜(第1回抗ガン剤・CEF1回目投与) トップ↑
2004年9月14日〜(第2回抗ガン剤・CEF2回目投与) トップ↑
2004年10月13日〜(第3回抗ガン剤・CEF3回目投与) トップ↑
2004年11月10日〜(第4回抗ガン剤・CEF4回目投与) トップ↑
2004年12月07日〜(第5回抗ガン剤・タキソテール1回目投与) トップ↑
2005年01月04日〜(第6回抗ガン剤・タキソテール2回目投与) トップ↑
2005年01月31日〜(第7回抗ガン剤・タキソテール3回目投与) トップ↑
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