SPRING TOUR at 横浜アリーナ [05.09]

大阪城ホールから1ヶ月弱。横浜アリーナの1日目。大阪は雨や曇りで寒かったですが、横浜はとてもいい天気。暑いくらいです。
この1ヵ月の間に、福岡、札幌公演も行ってきたイエローモンキー。このツアーは、彼らにとっては久しぶりのツアーであったこと、そしてそれがこなれて来た頃、ということで、大阪とはまた違った印象になるのでは?と思いめぐらしながら会場へ。

しかし、連休後すぐの、しかも週の真ん中、っつうのは、勤め人にはかなりキツイね(^-^;)会場は開演予定の6:30になっても人がまばら。「こんなんで大丈夫か?」とハラハラしたけど、それから10分くらいの間に、一気に埋まってきました(*^_^*)

今日も席は2階席。しかし「北」だったのよ。横浜アリーナの「北」っつったら、ステージから一番遠いってことザンス (T_T;)とうとう思い切って「双眼鏡」買いましたw!10倍のヤツで結構よく見える。レッツ!日本野鳥の会?!
この席の利点は、一番後ろブロック&ほぼステージ正面なので、会場全体が見渡せて、ステージングやライティングの演出なんかが見やすいって事かな?ツアーTシャツのピンクバージョン、とても目立ちました。2〜3人で並んで着てる人達とか、かなり目につきましたよ。

開演前の会場BGMは、大阪2日目と同じかな?オフスプリングの「フィーリング」(これは「今」だね)、オジーオズボーンの「パラノイド」、ヴァンヘイレン(初期のVo.がデイヴの頃)の「ランニング・ウィズ・ザ・デビル」、スコーピオンズとモトリークルー(曲名忘れた(^-^;)、アイアンメイデン「アイアンメイデン」なんかが聞き取れました。

さて、開演予定時間からちょっと押して6:50ごろ、客電が落ち、女性グループコーラスのGoGoな曲が流れる中、メンバーが一人づつ手を振りながら登場。
今日のエマちゃんの衣装は、光る素材の上下のスーツ(ゴールドかシルバー?)。上は素肌にジャケットで前開けてるので、見事な腹筋が拝めましたわ♪
吉井さんは真っ赤なラメラメキラキラ!のスーツ。サングラスかけてます。
ヒーセは大阪でも着ていた、銀のビョウがいっぱい付いた黒スーツ。それとお揃いのビョウ付き帽子(シルックハットみたいな形)をかぶり、首には黒い幅広のチョーカーと銀のネックレス。
んで、アニーは胸元Vネックの黒いTシャツでした。

突然はじまる、エマちゃんのギターで「楽園」。大阪で観て分かってても、この「はじまりの瞬間」ゾクッ!と来る。
2曲目「FINE FINE FINE」ではエマちゃんの「大股開いて、かがんだ姿勢で、頭振りつつ」な熱演に目が釘付け(笑)
3曲目に、すでに超お気に入りの新曲「サイキックNo.9(仮)」今日はもうちょっと、歌詞を聞き取ってみた。「♪カ〜モン、ロックンロ〜ル、アドレナリ〜ン。あなどれない、アドレナリンリ〜ン♪」「♪時代は〜もう、くだけち〜った〜♪」←必死にメモった(爆)
やっぱ好きだなぁ。これ。一緒に行った和美さん@吉井ファンは「ラ行の発音が、なんか『巻き舌っぽくなってる!』って言ってました。そういやそうかも?

吉井さん、サングラスを取ってここでM.C.。「今までやってきた初日の中で、一番いい初日にしましょう!!」って言って、会場も盛り上がりました。で、「今、いちばん旬なこの曲」って紹介で、、、

「I LOVE YOU BABY」へ。(なんで「旬」?って思ったら、巷で流行って問題になってるコンピューターウイルスの名前が「I LOVE YOU」なのであった。時事ネタだw!)
「♪キャンドルがあと半分しかな〜い」の「な〜い」の部分、凄く高〜くして歌ってました。
ヒーセもアニーも気付けば上を脱いでいる。アニーはいつもの「野性の証明・素肌で勝負」(笑)。ヒーセは胸の広く開いた黒いラメのノースリーブに、ヒジ上まである黒の手袋なので、上腕の筋肉が強調されて、かっこいい!

で、「I LOVE YOU BABY」から続けて「ゴージャス」。エマちゃんが足踏みっぽく、激しく足を動かしながら弾いてます。最後の「♪さ〜し〜あし〜で〜」のところ、やはり短いバージョン。電気が消え、後ろからスポットが当たって、吉井さんが逆光に影で浮かび上がる終わり方。

そして、鐘の音のSEがゴォ〜ン→会場がまっ暗→白いスポット→花道先端せり上がりにギターを抱えた吉井さん、で「SECOND CRY」。会場は、暗い間に「きゃ〜!」って声が聞こえてたのは大阪と同じでしたが、こちらは花道の吉井さんにスポットが当たった瞬間「おお〜っ」と低いどよめきが起こった(笑)この曲のドラム、好きだなぁ。で、ヒーセも大阪に比べて動きが大きくなっていて、「♪僕は〜ジャガ〜〜」のとこのキレのある力強い弾き方、かっこいいっす♪

次はステージに「たいまつ」燃えつつ「A HENな飴玉」。今日も「♪ちゃおちゃおっとなめっちゃお」って替えて歌ってました。

続けて「RED LIGHT」。吉井さん、何度も足を振り上げて、空中を足でける動作。ギターソロのエマちゃんが、下にしゃがんでひざついて弾いてる姿がいいわ〜〜♪(ここらへんでは、水色に白いピックガードのギター)

ここで「サンキュー、どうもありがとう。」とM.C.に。ここからは走り書きメモ、そのまま書きます。「前回は113本もやったけど、バンドも若い方じゃないんで大変だったんですが」「ここ横浜アリーナは、前回も最後にやらせてもらって、なんか親しみのわくアリーナです」「(会場上を指さし)上の方に『パナソニック』って書いてありますけど、私もラジカセ持ってます」「名は体を表すって言いますが、前回はパンチドランカーツアーってことで、ホントにパンチドランカー状態になっちゃいました」「で、バンドも10年たったんで、1からやり直そうとして、目の前に壁ができて」「チャレンジシリーズってことで、たくさん曲作ったんですが」「頭の中が真っ白になって」、、、
そして、「そんな真っ白な情景と、バンドのこれから、聞いてくれる人達との関係、、、そんな曲です」という説明があって、、、

「HEART BREAK」。ここで「HEART BREAK」って吉井さんが紹介したら、また会場が「おお〜〜」ってどよめいた。やはり、吉井さんの説明聞いてから聞くと、歌詞もさらに、感慨深いものがありますね。エマちゃんは黒のギター。上を脱いで黒いシャツブラウス姿に。この曲の最後は、吉井さんが両手を広げ、エマとヒーセもみんなで、深くおじぎをして終わります。

アニーのカウントで「DEAR FEELING」。ああ、このドラム、ベースの「重さ」がたまんない!!エマちゃんも、とばしてます。熱の入ったアクション。前半の重さから、後半の広がり、が良いです。で、吉井さん、胸の真ん中に片手をあてて、手のひらで「ひらひら〜〜っ」てやる動作をしてますね、この曲。歌詞にある『僕のど真ん中の感触という名の羽根』かな?

後ろからのスポットライトに三国さんの影が逆光で浮かび上がり、シンセサイザーの音が静かに会場を埋めてゆきます。音圧最高潮のとこで三国さんが片手をあげ、エマちゃんが入ってくる。「創生児」のはじまり。双眼鏡のおかげで、吉井さんの「2役」がよく分かる。吉井さんとエマちゃんが、ふたりで掛け合いみたいに足を前に振り上げてました。で、最後、キーボードとSaxで「アダルト」に終わって、そのかっこよさに会場はまたも「おお〜〜」とどよめき。

ヒーセにスポットがあたり、ベースがキメルぜ!な「熱帯夜」!スポットライトで踊るヒーセさん、かわいいわっっ!(笑)
で、次は青いライトで「聖なる海とサンシャイン」。三国さんのピアノがしっとり。
最後、エマちゃんのギターが「キ〜〜〜ン」とハウリング状態でひっぱって、続けて
「ROCK STAR」。この曲、大サービスでした。吉井さんは2回も客席に入って行くし、エマとヒーセも、両脇から客席に近いところまで歩いて行ったし、、、ああ、こんな後ろから双眼鏡で見てるのが悔しいっす (T_T;)最後の部分、「死んだら新聞にのるのるのるのる〜〜」って歌ってました。

「うぉ〜〜!ヨコハマ〜〜!」の雄叫びで「SHOCK HEARTS」。「ショック!」んとこの吉井さんの動き、相変わらずコミカル。間奏では、ステージでくるっと前転してました。最後の♪ぱらららっ、ぱっぱ、ぱらーらっのところは大合唱。で、吉井さんが両手を斜め上に伸ばして「右、左」とやって、客席みんなで「ぱらららっ」はその動作で。最後の1回、吉井さん、仮面ライダーの「へん〜〜しんっ!」ってやってましたが(^-^;
いちばん最後の♪ぱらららっ、ぱっぱ、ぱらーらっも、「ワンモアタイム!」でもう一度盛り上がる。

「oh〜、yeah〜、ヨコハマ〜!」で「甘い経験」。吉井さん、気を失ったように倒れたり、ゴルフの素振りしたり、胸を開けてみせたり、動きが絶好調(笑)。途中の間奏で「いい感じだぜ、ヨコハマ〜」「今回のツアー、テーマはムシです、ハチです」「蝶のように舞い、ハチのように刺す」「みなさんも一緒に刺して下さい!」って言ったと思ったら、また吉井さん、真ん中の花道から、客席へ!!もう大騒ぎでした。

吉井さん「サンキュー」。ヒーセも両手を上げ、客席がわく。吉井さん「どうもありがとう、楽しいです!」。ここでM.C.。エマちゃんギターがBGM。
「バンドのテーマがだんだん明確になってきました」「で、分かってきたことは、これから先も、Rockしかできないってことです!」客席も大喜び。「ちから、パワーが一番大事。精神力、演奏力を身につけていって、唯一無二のイエローモンキーになります!」「で、最近はじめてイエローモンキーを聞いたって人もいると思うけど、オレ達、いつでも両手を広げて待ってます」。
で「バラ色の日々を、できれば一緒に、歌って下さい!」で、盛り上がって、、、

「どうしようもなく、さびしいんだ〜〜」と吉井さんが叫び、♪追いかけても〜、追〜いかけてもぉ〜の大合唱で「バラ色の日々」。合唱終わって「ビューティフォ〜〜!」とお誉めのコトバ。や〜、ライブでだんだん「盛り上がる曲」になってきたね、これ。

んで、ラスト!!「暁に〜、燃え尽きるまで〜!」で「悲しきASIAN BOY 」!!イエッサー!でボーーンッ!っと火花。「THE YELLOW MONKEY」の電飾。客席、盛り上がる盛り上がる!
Saxのおふたりの踊り(?)が面白い!二人で交互にカラダヒネリながらしゃがむ、立つ、の繰り返し。
ヒーセ、真ん中の花道に出てくるとき、腰をヒネリながらモンロー歩き(?)で出てくる。戻るときはスキップ。かわいい〜〜〜♪
終わりに吉井さんに「初日、ナンバーワ〜〜ン!!」と言ってもらえて、本編終了。エマとアニーは、兄弟で腰に手をまわして、仲良く去ってゆきました♪

さて、アンコール。まず出てきたアニー。おっしゃぁ〜〜!なポーズ(両手を力こぶつくるみたいに)何度もやって、客席湧く。エマちゃんは白シャツ。吉井さんは黒シャツ。「このやろ〜、今日も録音してるんだぁ〜〜!」ってセリフに客席は驚いたり、喜んだり。ヒーセは、すぐ脱いじゃってたビョウ付き帽子を、またかぶってました。

そして「Are you ready?」「Yerh!!」で「SPARK」。ドラムでつなげてすぐに「SUCK OF LIFE」。客席、手拍子!エマちゃん、ギター弾きながら手をまわすまわす!!。え〜、今回の「カラミ」ですが、大阪と同じく、ふたりして真ん中の花道に出てきて、吉井さんをエマちゃんが責める、ちゅう案配。今日は遠いけど「正面」席だったので、双眼鏡越しとはいえ、よ〜っく見えました(笑)しかし、大阪と違ったのは、「ぼくたちわぁ〜〜。ともだちだぁ〜〜」って言った後「やったなぁ〜!おかえしだぁ〜〜!」って言って、今度は吉井さんがエマちゃんの胸をはだけて、ナメナメをはじめたこと。「お返し」って、、(^-^;

ここでメンバー紹介。今日は吉井さんもメンバーも、ノリノリでしたね〜。
コーラス、Sax「素敵な中年です!」ときて、、、、
三国さん>今日は思いっきり、イジメられてました(笑)「この野郎、こないだよぉ〜、北海道によぉ〜、行ったときよぉ〜、たった2日間しかないのに、このクソジジイ、1週間も行きやがったんだよ〜!」「そんで、ピーーッな所行って、ピーーッなことやったり、このスケベ!」「とにかくすっげ〜〜、バカなんだよ!」と、散々こきおろしつつも「これからもよろしく!よしたか、よしたか、よっしたかちゃぁ〜〜ん」。で、三国さんが弾き終わったらまた「ば〜〜〜か!」って(^-^;
アニー>「ドラムス!!」「イエローモンキーのエンジンでございます。」「ただいまドラム特訓中!よりパワフルなドラムをお願いしま〜〜す!」
エマ>「エマぁ〜〜〜!」の後、なんか吉井オリジナルソング(?)に乗せて「♪か〜〜っこいいぜぇ〜、オレの青いレスポール」「か〜〜っこいいぜぇ〜、オレのたくさん持ってるスポーツカー」なんて歌ってました。で、「今や日本一、華麗なギタリスト!」「流し目ビームは健在です!エマぁ〜〜」
ヒーセ>これがまた本人もノリノリ。次はオレね、って分かったら、後ろ向いて、おしり振り振り。そこへ吉井さんが「筋肉はゴリラ!」と言うと、胸を両手でたたいてゴリラの動作、「牙は狼」で、手をクチにやり牙を表現、「くるりと巻いた髪は、マリファナで出来ている!」で、両手で髪をくしゃくしゃっと。
で、「♪あ、ロックンロ〜ル、ゴリラ。ロックンロ〜ル、ゴリラ。」と吉井さんが節をつけて歌うと、観客が「FU〜!」とかけ声かけはじめ「♪あ、ロックンロ〜ル、ゴリラ」「FU〜!」「ロックンロ〜ル、ゴリラ」「FU〜!」のかけ合いが(^-^;で、「オレ達のアニキ〜〜!」というと、ヒーセが前に出てきて、吉井さんは服を指さしながら「このビョウは何個ついてるんだぁ〜?!」(笑)そんでヒーセも自ら「え、ただいまご紹介にあずかりました、ゴリラでございます」だって。
ロビン>ヒーセがマイクに向かい「向かうところ敵ナシ!問答無用の〜〜、Vocal!!吉井和哉〜〜、ロビ〜〜〜ン!」

今日のお歌は「キメキメハッチ(みつばちハッチの替え歌)」。「♪マリ●●●(伏せ字な歌い方)ほ〜しいかぁ〜、すいたぁ〜かぁ〜ろ〜」って歌ってましたが、このところ「ハッパ」とか「●●ファナ」ネタを多用です(^-^;
で、手拍子をみんなに求め、「ココにいる時は、オレ達も、キミ達も友達だぜ〜」の後、客席と「Life!」の掛け合いをして「SUCK OF LIFE」に戻りました。

そして「明日から、素敵な人生を!!」って、明るく叫んで、ぱたぱたぱた〜〜って、花道先端まで走ってゆき、アニーのハイハットのカウントから「JAM」
そしたら、マイク持って無くて、すぐまた、ぱたぱたぱた〜〜って走って戻ってマイク取って、また走って花道先端へ(笑)イントロのあいだに間にあって、歌い出しました。
今日はこんな風に、どこか明るいカンジではじまり、歌い方も「さわやか」な「JAM」でした。吉井さんは、間奏でも「ありがとう、ヨコハマ〜!」って叫んでいました。終わった後、去ってゆくときも「サンキュー!サイコー、ヨコハマ!!」って言いながら、去って行きました。

今日もライブ後の会場BGMは、ショパンの「別れの歌」でしたが、そんな明るい終わり方だったので、大阪の時ほど「悲しい」「さびしい」気がしませんでした。

なんだか、今日はすごく「明るく、さわやかで、前向きで」「これから前進してゆくんだ」っていうカンジを受けました。M.C.で、バンドのここ最近の様子や気持ちを語っていた吉井さん。今日は「バンドのテーマがだんだん明確になってきた」「これから先も、Rockしかできない」って言っていたし、そんな「悩みから、一皮むけてふっきれた」ような印象でした。そして、あの会場とメンバーの盛り上がり、、、。とても嬉しくて、楽しくて、にこにこで帰ってきました♪

セットリスト